
筋トレをやっていたり減量飯を食べていると、学校とか会社の周りの人からごく稀に、ちょと小バカにして、こんなこと言われたりしたことありませんか?
「そんなに使えない筋肉つけてどうすんの?」って

もちろんほとんどの人は応援してくれたり、すごいなぁと言ってくれますよ。ほんとにごく一部の人の話で、たまーに言われたりするとおもうんですよね…
基本的にネガティブな発言をする人はスルーでOKなんですが、嫌な気分になるじゃないですか、使えない筋肉だなんて。
言われっぱなしも傷つきますよね。
…使えない筋肉なんかなぁ…って
しかし落ち込む必要なんかありませんよ。
結論から言うと、(少々過激な言葉を使いますね)
「大切な人守ったり、自分のために鍛えてるんであって、その他のために使う筋肉ではないのだよ。そもそもその発想こそがまさに【使えない脳ミソ】なんじゃないの?」(脳内スピーカーで叫ぶ)
と言えます。
さあ、使えない筋肉とは本当に使えないのか、筋肉で完全論破していきましょう!!
(この記事はぼくの持論を元に構成されています)
「使えない筋肉」は本当に使えない?筋トレ知識歴17年の筆者が完全論破!
「使えない筋肉」ってそもそもなにか?
そもそも何をもって「使えない筋肉」というのか考察してみました。
テレビなどでの「筋肉芸人」いじり

よくバラエティ番組でこんな光景を目にしませんか?
- なかやまきんにくんさんや、筋肉芸人たちが
- マラソントラックを駅伝選手と並んで走らされたり
- クライミング選手と一緒にロープを登らされたりして
「あ〜やっぱりだめだぁ〜」って笑いをとっている光景を
筋肉芸人たちは笑いを取るためにあえてそういうテレビ的な「使えない筋肉」芸をしているだけにすぎません。
彼らはテレビを面白くするために、そういう演出をしてくれているのです。

「使えない筋肉論」は筋トレしない人の言う戯れ言(ざれごと)
そういうテレビのシーンばかり見て、筋肉が使えない、というオチのみを頭にインプットしているから、「使えない筋肉」という言葉、発想になるのです。(番組の見せ方を非難はしていませんよ、そういう芸なんですから)
筋肉芸人たちはテレビの演出のために使えない筋肉を演じているかもしれませんが、鍛えている本当の目的や、根っこの部分ってぼくらのようなトレーニーといっしょだとおもうんですよね。
そもそも走るためとか、クライマーと勝負するために鍛えていないということです。
筋肉を鍛えている目的は人それぞれ

そもそも筋トレしている人の目的って、ひとそれぞれ、何通りもあると思います。
- かっこいい身体になりたいひと
- 高重量をぶち上げたときの爽快感が好きな人
- 部活などのスポーツでのポテンシャルアップしたい人
- ダイエットしたい人
- ケンカに強くなりたい人

みんなが違う目的でトレーニングしているので、それぞれに違ったゴール(目標)を設定して取り組んでいますよね。
なのでそれぞれに違った筋肉の成長、特徴をしているんです。
プロ野球選手はテニスラケットを握れるのか
たとえば、プロ野球選手にウインブルドン選手権(テニスの四大国際大会です)でテニスラケットを握ってもらって、一試合でも勝てるでしょうか?
おそらく勝てないでしょう。
でもプロ野球選手の筋肉=「使えない筋肉」
にはならないはずです。
なぜなら、その筋肉はテニスをするために鍛えている訳ではないからです。
筋肉には速筋と遅筋に分けられる
有名な話ですが、一概に筋肉といっても、2種類に分けれます。
- 持久力のある筋肉(遅筋)→見た目が細い身体になる
- 瞬発力のある筋肉(速筋)→見た目が太い身体になる
スポーツにはどちらの筋肉も必要であると言えますが、スポーツの種類により、その必要なバランスは違います。
たとえばマラソン選手ですと、長い時間走らなければいけませんので、持久力のある遅筋が多く必要です。
ボディビルダーは逆に長距離を走る必要がありませんので、遅筋無視の速筋全振りで鍛えています。
このように、筋肉は目的に合った鍛え方をしないといけないのです。
狙った筋肉を狙った通り鍛える際にはただ闇雲にダンベルをフンフン振り回すだけではなく、目的に合った正しい知識で行う必要があります。
ボディメイクには時として高度な思考回路が必要

先にも述べましたが、目的別のトレーニングをみんな考えながらおこなっているんですね。闇雲にやっては、成長スピードが少なかったり、目的に合った身体にならなかったりします。
トレーニングは体だけじゃ、できないんですね。
- 高度な思考回路
- 身体に現れた結果を観察する能力
- その結果をもとに再度思考する考察力
- 次の目標に向けた行動力

筋肥大させるためのトレーニング理論
まず筋肉を成長させるには、正しいトレーニング知識を学ぶ必要があります。
- どの程度の負荷で、どの程度の回数を、週に何回行うべきか
- トレーニングのフォームや、筋肉への効果的な刺激のアプローチ
- マシンの使い方
など。
もしくは独学が厳しい人はパーソナルトレーナーに教わったりも、いいですね。パーソナルトレーナーなら最新の知識と経験をあわせ持っています。
学ぶべきはそれだけではありません。
身体の成長を加速させる正しい栄養学
筋トレをすると筋肉に負荷がかかり、超回復が起きます。超回復には昨今いろんな議論がなされていますが、おおむねこの刺激に耐えうるように筋肉というのは元より大きく成長しようとするのです。
その際筋肉の構成に必要な栄養素がなかったら筋肉は成長しないどころか、逆に萎縮して小さくさえなってしまいます。


その他にも必要な栄養素はたくさんあって、筋トレの知識と栄養学の知識が合わさって初めて筋肉は成長するんです。


人生さえ変えてしまう「習慣化」も必須

さらに言えば、筋肉の成長なんて一朝一夜で成せるものではありません。見た目が変わるほど筋肉がつくのには、成長の早い人で1〜2年、遅い人では3年など、少しずつ少しずつ成長します。
そんなある意味修行のようなトレーニングを、毎日筋肉痛になりながら、長い年月きついことをただひたすらにやっていくには、人生の一部にトレーニングを組み込んで「習慣化」する必要があります。
毎日努力して続けるというよりも、長く続くコツは
習慣化
です。
習慣を変えるには生活のルーティーンを変えなければなりません。
すると人生そのものまで変化します。習慣化はそれほど大きな変化をもたらします。
頭のいい成功者こそ筋トレしている

ここで、筋トレをしている人生の成功者とも言える経営者を紹介します。
- 堀江貴文さん
- マコなり社長さん
- ビルゲイツさん など
彼らは誰もが働くことに特化した類稀なる才能と、不屈の努力の継続と、何度失敗をしても軌道修正して改善し何度も挑戦してきた人たちです。
彼らがトレーニングする理由もまたそれぞれでしょうが、
みな筋トレが「間違いなく人生を向上」させ、「トレーニングも失敗と修正と挑戦でなし得るもので、必ず成果を手に入れることができる」とわかっているためです。
トレーニングはビジネスと似ていると、ぼくは思います。
筋肉について学びトレーニングを計画、実践し、変化したことからさらに考察し行動する。これはPDCAサイクルと言われます。
- P:Plan(計画)
- D:DO(行動)
- C:Check(評価)
- A:Action(改善)
トレーニングはこれを繰り返すことで諦めなければ必ず成功します。
成功者たちはそれを体現しようとしているのです。
そして他にもトレーニングによってもたらされるテストステロンホルモン等による素晴らしい効果を、彼らは率先して人生に取り入れています。
- 健康な肉体(仕事の効率化)
- 精神の鍛錬(不屈の向上心)
- テストステロンなどのホルモン物質で、気分もハイテンション!自信がみなぎる→仕事の迷いがなくなる
など
人を非難する人こそ何も知らない

あまり他人を非難しても生産性がないのでここからはさっくりと(^^)
筋肉を非難する人は筋肉がどんなものかを理解していない
以上をまとめると
- 鍛えている目的は人それぞれ
- ボディメイクには時として高度な思考回路が必要
- 人生さえ変えてしまう「習慣化」も必須
- 頭のいい成功者こそ筋トレしている
なので、筋トレする人を非難する人は、筋肉とはスポーツ万能なんかではないし、鍛えている筋肉に応じて得意な動きがちがうんだよ〜ということを知らないのです。
速筋を鍛え抜いているボディビルダーが、持久走が苦手なんて当たり前なのがわかっていただけたと思います。(中にはオールラウンドになんでもできちゃうマルチな才能の方がいますが、ほんっっっと尊敬します)
なので「使えない筋肉」って発想する思考が知識不足です。


他人をさげすむ人とは距離をおこう
あまり努力をしていず、他人の揚げ足ばかり取る人とは、表面上のおつきあいにとどめて深く考えないことです。
結論→もうちょっと勉強か筋トレしよや【論破】

「使えない筋肉」という言葉自体、おかしな造語ですよね。
他人のそんな言葉なんて気にしなくていいので、明日もバリバリ筋トレに勤しみましょう!!

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